スモールサンニュースインタビュー 景気を読む!

インタビュー(景気を読む)10月号

下降局面に入った日本景気 聞き手 柳田のぞみ(スモールサンニュース記者) 「緩やかな回復」→「足踏み」→「弱めの動き」 ~内閣府「景気判断」も示す景気局面の変化~ 柳田 景気が急速に悪くなってきているみたいですね。 山口 そうだね。景気の悪化は、内閣府の月例経済報告の「景気判断」の変化でも読み取ることができる。 7月、8月の報告では、景気判断は「緩やかに回復」だった。それが9月には「足踏み」と判断を下方修正、10月には「弱めの動き」という言葉を使ってさらに下方修正した。 とくに「生産」が“減少”に転じたし、「輸出」が弱含んできている。消費も力を失ってきている。 「月例報告」の発表は調査時よりか月遅れるから、9月...

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