スモールサンニュース瀧本智恵のシネマノート

瀧本智恵のシネマ・ノート 2026年4月号

『カミング・ホーム(原題:Jules)』 優しさに包まれる大人版「E.T.」 あの名優ベン・キングスレーが宇宙人と交流するとは。「ガンジー」役でアカデミー賞主演男優賞、「シンドラーのリスト」ではシンドラーの財務の片腕として働くユダヤ人、「砂と霧の家」ではイランから亡命した威厳ある元軍人など、シリアスなドラマでの重厚な存在感が印象的だが本作ではガラリと変わる。役柄は“普通の人”だ。 ジュールズを守ろう 娘からは認知症の疑いを心配される独居老人のミルトン(ベン・キングスレー)、78歳。小さな田舎町に暮らし、社会との接点と言えば町の公聴会に参加すること。 ある晩、ミルトンの家の裏庭にUFOが不時着し、その傍らには機内...

この記事は会員限定です。会員登録すると最後までお読みいただけます。

ログインIDとパスワードをお持ちの方

会員登録がまだの方

入会案内

ページの先頭へ