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		<title>スモールサンニュース - 瀧本智恵のシネマノート</title>
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		<copyright>Copyright (C) 2026 スモールサンニュース All rights reserved.</copyright>
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			<dc:creator>山口恵里</dc:creator>
			<title>瀧本智恵のシネマ・ノート　2026年9月号</title>
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			<description><![CDATA[
				
				



<!-- テキスト -->

<h2 >『<a href="https://nelsonsan.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか？</a>​』</h2>









































<!-- テキスト -->

<p>　強烈な反戦映画</p>









































<!-- テキスト -->

<h3 >ネルソン氏の生涯</h3>








































<hr class="clearHidden">





<!-- 画像 -->
<div class="column-image-right js_notStyle acms-col-sm-6">
	<a href="https://www.smallsun.jp/archives/002/202609/large-1d65569222fe028265176b3b0f761ed467c96d7fb895825e058c3f547187e135.jpg" data-rel="SmartPhoto[6633]" data-caption="">
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	</a>
</div>


































<!-- テキスト -->

<p>アメリカ・ニューヨーク。廃墟をねぐらにするベトナム帰還兵の青年アレン・ネルソン（マーク・マーフィ）。帰国後、精神状態が不安定で母親から家を追い出されたのだ。大きな物音で戦場の記憶が蘇る。ある日、小学校の教師になった幼馴染から戦争体験を子供たちに話してほしいと頼まれ、悩んだ末に承諾。話が終ると一人の少女が質問した。「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか？」<br />
<br />
時が経ち、結婚したネルソン（ロドニー・ヒックス）は妻のリンダ（タチアナ・アリ）と妻の連れ子の長男、二人の間に生まれた長女との4人家族。精神科医ダニエルズ（ジェフリー・ラッシュ）のカウンセリングに通い続け、ベトナムに立つ前に滞在した沖縄での横暴、戦地ベトナムでの残虐な殺戮、殺さなければ殺される恐怖の記憶と向き合う。ダニエルズ医師は執拗に問いかける。なぜ人を殺したのかと。</p>









































<!-- テキスト -->

<h3 >使命感に突き動かされて </h3>









































<!-- テキスト -->

<p>塚本晋也監督の最新作。「野火」（14）「斬、」（18）「ほかげ」（23）に続き戦争をテーマにした4作目。原作はネルソン氏の自伝『「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか？」ベトナム帰還兵が語る「ほんとうの戦争」』（講談社文庫刊）。戦争映画監督になるつもりはなかったのだけど、今こそ必要なんだと使命感のようなものを感じて創ったと塚本監督は語る。<br />
<br />
生々しい暴力表現が特徴の塚本監督が描く戦地の様子は目を背けたくなるほどに凄まじい。だがそれが奇を衒うための映像でないことは、戦争が過去のものではなくなった今はもう明白。国益がどうのこうのと国の指導者や政治家たちが安全な場所で勇ましい言葉を発しようとも、戦場の最前線は加害者と被害者の区別などない。戦争とは、ただ人が死ぬことなのだ。そんな当たり前のことを幸いにも戦場にならずに済んでいる場所で生きる自分に、一本の映画が突きつける。優れた反戦映画と思う。<br />
<br />
なぜ人を殺したのかの問いに、ネルソンの答えは徐々に変化する。最後に辿り着いたのは「殺したかったからだ」。この言葉を入れるかどうか監督は悩んだそうだ。確かに疑問は残るが、ネルソン氏が回復するために必要な答えだったことが映画からは伝わる。PTSDというものがまだ知られていなかった時代の手探りの治療であった。そんな治療を受けることすらもなく、ネルソンさんと同じ苦しみを抱き続けて亡くなってしまった多くの日本兵がいることを忘れてはならない。</p>








































<hr class="clearHidden">



<!-- テーブル -->
<div class="column-table-">
	<div class="entry-container">
	<table class="table-">
	<tr>
		<td>評者：瀧本智恵（シネマエンジェル代表）
<div>映画好きな中小企業のおじさんたちが設立した小さな映画会社を譲り受け、個人商店主として独立。奮闘中。デイプロモーター。
</div><div>映画上映会をしませんかを合言葉に「ホーム・スイートホーム」シリーズ、「休暇」BOK袴田事件～命とは」等々フィクションからドキュメンタリーまで、秀作・佳作を非劇場配給。応援よろしくお願いいたします。
</div><div>スモールサン会員、東京中小企業家同友会会員。</div></td>
	</tr>
</table>

	</div>
</div>



































				
				
			]]></description>
			<category>瀧本智恵のシネマノート</category>
			<guid isPermaLink="true">https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6633.html</guid>
			<pubDate>Thu, 24 Sep 2026 12:00:53 +0900</pubDate>
		</item>
		<item>
			<dc:creator>山口恵里</dc:creator>
			<title>瀧本智恵のシネマ・ノート　2026年8月号</title>
			<link>https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6580.html</link>
			<description><![CDATA[
				
				



<!-- テキスト -->

<h2 >『<a href="https://kaisenzenya.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">開戦前夜</a>』</h2>









































<!-- テキスト -->

<p>　なぜ戦争をするのか</p>









































<!-- テキスト -->

<h3 >「必敗」の道を選ぶまで</h3>








































<hr class="clearHidden">





<!-- 画像 -->
<div class="column-image-right js_notStyle acms-col-sm-6">
	<a href="https://www.smallsun.jp/archives/002/202608/large-df5abcd0a817e87979ecd2211ab51bde5458a5a0efff37a6cb8c7d3ac3747873.jpg" data-rel="SmartPhoto[6580]" data-caption="">
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	</a>
</div>


































<!-- テキスト -->

<p>1941年4月。産業組合中央金庫の調査課長・宇治田洋一（池松壮亮）は、第2次近衛内閣直属の研究・教育機関「総力戦研究所」への参加を命じられる。ここは軍・官僚・民間企業から若きトップエリートたちを招集して模擬内閣を作り、日米戦争をシミュレーションする機関であった。<br />
<br />
満州での両親の死に疑問を持ち憲兵から睨まれた過去を持つ宇治田は政治と深く関わりたくないのだが、模擬内閣の総理大臣役を任される。陸軍大臣役の陸軍軍人・高城（中村蒼）をはじめとする開戦派の声は大きい。一方で通信社から派遣され内閣書記官長役の樺島（仲野太賀）や海軍大臣役に指名された海軍軍人の村井（岩田剛典）、企画院総裁役の官僚・峯岸（三浦貴大）など、日本の物資輸送や石油備蓄の限界などから開戦を避けるべきとの主張があり、丁々発止のやり取りが続く。研究所トップの陸軍軍人・板倉（國村隼）や瀬古（佐藤隆太）がその様子をじっと伺う。<br />
<br />
模擬内閣が出した結論は「日本必敗」。近衛内閣総理大臣（北村有起哉）、東条英機（佐藤浩市）ら政権中枢に報告された。だが・・・</p>









































<!-- テキスト -->

<h3 >なぜ戦争をするのか </h3>









































<!-- テキスト -->

<p>監督・脚本は石井裕也（「川の底からこんにちは」（10）、「舟を編む」（13）、「バンクーバーの朝日」（14）、「人はなぜラブレターを書くのか」（26）等）。1983年に書かれた猪瀬直樹のノンフィクション小説「昭和16年夏の敗戦」（中公文庫）を原案とする。2025年夏に放映されたNHKスペシャル「シミュレーション～昭和16年夏の敗戦～」のドラマパートの完全版。<br />
<br />
池松壮亮や仲野太賀を中心に若い俳優たちが熱演。ベテラン勢が脇をしっかりと固め緊張感が最後まで途切れない。<br />
<br />
強く印象に残るのは赤紙。気に入らない者や軍の方針に歯向かう者に赤紙を出す。更に不満分子とみれば激戦地へ送る。戦争を知らない私にとっては俄かに信じられないほど衝撃であった。反政府分子というセリフもあって、それはどこか違う国の話かと思っていた。例えば上官に殴り倒されたという戦争体験や、映画などで自分がこれまで触れてきたものがリアリティを持って立体化したような気持ちになった。<br />
<br />
「必敗」の道を進むという間違った選択をなぜしてしまったのか。誰の責任だったのか。近衛文麿が辞職し、その後を木戸幸一によって東条英機が引き継がされた。少なくともこの時点では東条英機は開戦派ではなかった、と本作では描いている。モヤモヤするが誰の責任かという答えは無い。なぜ無いのか。見えないからだ。見えない「空気」がその正体なのだ。開戦を望んだのは軍や政権だけではなく、もちろん情報の開示が不十分だったことはあるにせよ、社会の空気がそうだったのだ。<br />
<br />
では、もしも「必勝」との結論ならば開戦は正しい道なのかと映画は問いかける。国同士が戦って、死ぬのは人間だ。人が死ぬのになぜ戦争をするのか。私たち自身が考えなければならないことなのだ、戦争なんかで死なない道を。</p>








































<hr class="clearHidden">



<!-- テーブル -->
<div class="column-table-">
	<div class="entry-container">
	<table class="table-">
	<tr>
		<td>評者：瀧本智恵（シネマエンジェル代表）
<div>映画好きな中小企業のおじさんたちが設立した小さな映画会社を譲り受け、個人商店主として独立。奮闘中。デイプロモーター。
</div><div>映画上映会をしませんかを合言葉に「ホーム・スイートホーム」シリーズ、「休暇」BOK袴田事件～命とは」等々フィクションからドキュメンタリーまで、秀作・佳作を非劇場配給。応援よろしくお願いいたします。
</div><div>スモールサン会員、東京中小企業家同友会会員。</div></td>
	</tr>
</table>

	</div>
</div>



































				
				
			]]></description>
			<category>瀧本智恵のシネマノート</category>
			<guid isPermaLink="true">https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6580.html</guid>
			<pubDate>Thu, 20 Aug 2026 12:00:54 +0900</pubDate>
		</item>
		<item>
			<dc:creator>山口恵里</dc:creator>
			<title>瀧本智恵のシネマ・ノート　2026年7月号</title>
			<link>https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6547.html</link>
			<description><![CDATA[
				
				



<!-- テキスト -->

<h2 >『<a href="https://www.afoggytale.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">霧のごとく</a>（原題：大濛　英題：A Foggy Tale）』</h2>









































<!-- テキスト -->

<p>あなたたちを決して忘れない</p>









































<!-- テキスト -->

<h3 >台湾・白色テロの時代</h3>








































<hr class="clearHidden">





<!-- 画像 -->
<div class="column-image-right js_notStyle acms-col-sm-6">
	<a href="https://www.smallsun.jp/archives/002/202607/large-b9ced6fca187fa0d6b40bfe16dc5580cc8210b952df0376bf48bb55f93feb837.jpg" data-rel="SmartPhoto[6547]" data-caption="">
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	</a>
</div>


































<!-- テキスト -->

<p>1950年代、国民党政権による戒厳令下の台湾南部・嘉儀。15歳の少女・阿月がサトウキビ畑の中に入っていく。反政府分子として「特務」（秘密警察）から追われる兄・育雲に食事を持ってきたのだ。束の間の兄妹の会話を断ち切るように追手がやってくる。勇敢であれと妹に言い残して兄は連行された。<br />
<br />
ほどなくして兄銃殺の知らせが届く。遺体を引き取るため阿月は兄の形見の腕時計となけなしのお金を持ち、一人で台北の極楽殯儀館（斎場）へ向かう。怪しい男に騙されて危うく娼館へ売り飛ばされそうになった時、車夫の趙公道に助けられる。<br />
<br />
公道は中国・広東省出身の元国民党兵士だが、故郷に帰ることも叶わずその日暮らしの生活を送っている。白色テロで軍仲間を失い、自身も疑われ特務が付きまとうためにきちんとした職に就くこともできないのだ。それでも阿月を気の毒に思った公道は行きがかり上、放ってはおけず手助けをすると決める。<br />
<br />
阿月は、一度も会ったことのない姉の阿霞を訪ねる。幼い頃に養子になって家を出た阿霞は歌劇団の歌手。お金の工面に奔走し妹と一緒に遺体を引き取りにいく。</p>









































<!-- テキスト -->

<h3 >不寛容が招く悲劇は過去のものではない </h3>









































<!-- テキスト -->

<p>監督・脚本はチェン・ユーシュン（陳玉勲）。1962年、台湾・台北生まれ。コメディの名手としてユーモラスに現代社会を描いてきた監督が自国の過去を題材に、完成まで4年の歳月をかけて製作。台湾では昨年11月公開、大ヒット。台湾最高峰の映画賞・金馬奨で最優秀作品賞や脚本賞を含む4部門を受賞。国家権力の横暴の恐ろしさを描きながらも残酷な描写は避け、重苦しいだけのものにはせずエンタテインメントとして作り上げた。だがそこには、ひどい時代の犠牲者たちのことを絶対に忘れないとの作り手の決意がある。<br />
<br />
阿月を演じる方郁婷（ケイトリン・ファン）はアメリカ生まれで現在20歳。幼い頃に台湾へ戻る。阿月の姉・阿霞には台北生まれアメリカ育ちのアーティスト9ｍ88（ジョウエムバーバー）。本作の主題歌も担当。彼女たちは台湾語が話せず本作のために習得したそうだ。趙公道を演じる柯煒林（ウィル・オー）は香港出身。人懐っこい笑顔と大きな声が頼もしい。多様なバックグラウンドを持つ俳優たちの活躍が明るさをもたらす。阿月の兄・育雲に會敬驊（ツェン・ジンホア）。出番は少ないが作品全体の“魂”のような存在になったと陳監督が言う通り、本作の真の主人公なのだと思わせるほどに深い印象を残す。<br />
<br />
因みに鑑賞後にいろいろと調べると、映画の言語は台湾語、台湾華語、広東語などが使われているそうだ。日本語字幕では一切区別がないので分からない。この言語の違いは台湾の複雑な歴史、政治史に深く関わることを遅ればせながら知った。中国語（北京語／普通語）と台湾語は英語とドイツ語くらい違うそうだ。<br />
<br />
70年ほど前の台湾を描いた本作には、違いを恐れ不寛容になることが招く悲劇と、そんな中でも善意と優しさを失わない勇敢さ、辛抱強く生き抜いた人々への敬意が描かれる。それは台湾だけの過去ではなく世界の様々な場所の現在の姿でもある。</p>








































<hr class="clearHidden">



<!-- テーブル -->
<div class="column-table-">
	<div class="entry-container">
	<table class="table-">
	<tr>
		<td>評者：瀧本智恵（シネマエンジェル代表）
<div>映画好きな中小企業のおじさんたちが設立した小さな映画会社を譲り受け、個人商店主として独立。奮闘中。デイプロモーター。
</div><div>映画上映会をしませんかを合言葉に「ホーム・スイートホーム」シリーズ、「休暇」BOK袴田事件～命とは」等々フィクションからドキュメンタリーまで、秀作・佳作を非劇場配給。応援よろしくお願いいたします。
</div><div>スモールサン会員、東京中小企業家同友会会員。</div></td>
	</tr>
</table>

	</div>
</div>



































				
				
			]]></description>
			<category>瀧本智恵のシネマノート</category>
			<guid isPermaLink="true">https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6547.html</guid>
			<pubDate>Tue, 21 Jul 2026 12:00:53 +0900</pubDate>
		</item>
		<item>
			<dc:creator>山口恵里</dc:creator>
			<title>瀧本智恵のシネマ・ノート　2026年6月号</title>
			<link>https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6502.html</link>
			<description><![CDATA[
				
				



<!-- テキスト -->

<h2 >『<a href="https://gaga.ne.jp/hakononakanohitsuji/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">箱の中の羊</a>』</h2>









































<!-- テキスト -->

<p><h1>見えなくてもそばにいる</h1></p>









































<!-- テキスト -->

<h3 >ヒューマノイドの息子</h3>








































<hr class="clearHidden">





<!-- 画像 -->
<div class="column-image-right js_notStyle acms-col-sm-6">
	<a href="https://www.smallsun.jp/archives/002/202606/large-4f6a392c4ca36d428ff7d799d2a4aab7816018423b07706d56cd2748335a9e7e.jpg" data-rel="SmartPhoto[6502]" data-caption="">
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	</a>
</div>


































<!-- テキスト -->

<p>“そう遠くない未来”の北鎌倉。建築家の音々（おとね、綾瀬はるか）と工務店社長の健介（大悟）夫婦は、2年前に7歳で亡くした息子・翔（かける）とそっくりなAIヒューマノイドの〈翔〉（桒木里夢）をロボット開発会社から無償レンタルする。喜々として迎え入れる音々に対し、ただの機械だと否定的な健介。だが亡き息子が好きだった江ノ電の駅名を暗唱する〈翔〉の姿に思わず嬉しさが込み上げる。<br />
<br />
公園に出かけたある日、黒ずくめの青年が〈翔〉に親しげに近づく。音々が声をかけるとすぐに姿を消すが、折しも近隣では少年の行方不明事件が相次いで発生。踏切事故で死んだ翔が実は誘拐事件に巻き込まれたのではないかとの疑念を夫婦は拭えないでいた。<br />
<br />
日毎に〈翔〉への愛情を深める音々。広島から突然やってきた音々の母（余貴美子）は〈翔〉を見て驚愕。みっともないと非難する母親に音々はムキになって反発しつつ、心の奥底には微かな迷いも生じるのだった。<br />
そんな頃、どこからともなく現れたヒューマノイドの子供たちが〈翔〉と接触し始める。</p>









































<!-- テキスト -->

<h3 >喪失感とどう向き合うか </h3>









































<!-- テキスト -->

<p>原案・脚本・監督・編集を自ら務めた是枝裕和監督の最新作。これまでも扱ってきた家族をモチーフにAIヒューマノイドというSFの要素を加え、子供を亡くした親のグリーフケアの過程を描こうとする。<br />
<br />
たとえロボットでももう一度会いたいと願う音々の切実さ、共感はできないが妻に寄り添うと決めた健介。綾瀬はるかとお笑い芸人の大悟が真摯に演じる。〈翔〉役の桒木里夢（くわきりむ）も映画初出演だそうだがヒューマノイドの設定によく似合っている。余貴美子のやさぐれ感は少々大げさだが母娘の関係を印象づけるには必要だったのかも。早く次の子供を作れだのと無神経なセリフを吐くが、娘を案じる母親の心情がヒシヒシと伝わってくる。<br />
<br />
〈翔〉と暮らす中で少しずつ気持ちが整理されていく音々と健介を丁寧に描き出す。タイトルは小説「星の王子様」からの連想。小説の中の羊は、目には見えないけれど大切なものの象徴。絵本の読み聞かせをしてもらった〈翔〉は、「見えなくてもそばにいる」と言い、音々が大切な存在であると教えて去っていく。</p>









































<!-- テキスト -->

<h3 >映画の主題は何だったのか</h3>









































<!-- テキスト -->

<p>養子も含む血のつながらない家族の在りようや児童虐待など、家族という閉じられた関係の中に存在する様々な悲劇や問題にも触れ、鋭く繊細な目配りは是枝監督らしくさすがと感じつつ、背景のように羅列しただけにも見えて違和感が残る。また、人間の身勝手さは伝わってくるがヒューマノイドたちの行動がわかりにくく理解が追いつかなかった。ミステリータッチにする必要はあったのだろうか。映画の主題はグリーフケアではなくて、ヒューマノイドと人間は共存できるのかと問いかけだったのかもしれない。それはそれで別の作品として観たい。</p>








































<hr class="clearHidden">



<!-- テーブル -->
<div class="column-table-">
	<div class="entry-container">
	<table class="table-">
	<tr>
		<td>評者：瀧本智恵（シネマエンジェル代表）
<div>映画好きな中小企業のおじさんたちが設立した小さな映画会社を譲り受け、個人商店主として独立。奮闘中。デイプロモーター。
</div><div>映画上映会をしませんかを合言葉に「ホーム・スイートホーム」シリーズ、「休暇」BOK袴田事件～命とは」等々フィクションからドキュメンタリーまで、秀作・佳作を非劇場配給。応援よろしくお願いいたします。
</div><div>スモールサン会員、東京中小企業家同友会会員。</div></td>
	</tr>
</table>

	</div>
</div>



































				
				
			]]></description>
			<category>瀧本智恵のシネマノート</category>
			<guid isPermaLink="true">https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6502.html</guid>
			<pubDate>Mon, 22 Jun 2026 12:00:53 +0900</pubDate>
		</item>
		<item>
			<dc:creator>山口恵里</dc:creator>
			<title>瀧本智恵のシネマ・ノート　2026年5月号</title>
			<link>https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6449.html</link>
			<description><![CDATA[
				
				



<!-- テキスト -->

<h2 >『<a href="https://simpleaccident.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">シンプル・アクシデント｜偶然</a>』<br />
（原題：UN SIMPLE ACCIDENT）</h2>









































<!-- テキスト -->

<p><h1>復讐するか、止まるべきか。</h1></p>









































<!-- テキスト -->

<p>ご承知の通り、2026年2月、トランプとネタニヤフという名のならず者によってイランの最高指導者ハメネイ師が殺された。暴挙である。イラン国内の様子には彼の死を悲しむ人々もいれば喜ぶ姿もあった。</p>









































<!-- テキスト -->

<h3 >彼はエグバルなのか？</h3>








































<hr class="clearHidden">





<!-- 画像 -->
<div class="column-image-right js_notStyle acms-col-sm-6">
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	</a>
</div>


































<!-- テキスト -->

<p>修理工房を営むワヒド（ワヒド・モバシェリ）の店に、ある夜一人の中年男がやってくる。野良犬と衝突して故障した車の修理を頼みに来たのだ。妊娠中の妻と幼い女の子も一緒だ。店の中をその男が歩く時の奇妙な足音―片方が義足―が響く。ワヒドは凍り付く。<br />
<br />
ワヒドはかつて、政治犯と見なされて不当に収監され、ひどい拷問によって心身ともに痛めつけられた。拷問を担当したのはエグバルという名前の看守で、シリア内戦で片足を負傷し仲間から「義足」と呼ばれていた。ずっと目隠しをされていたワヒドはエグバルの顔は見ていない。だからこそその奇妙な足音は耳にこびりついている。<br />
<br />
翌朝、ワヒドはバンに乗って男を尾行。街の中で彼を見つけ殴り倒す。拘束してバンに積み込み郊外の砂漠地帯に運ぶ。穴を掘り生き埋めにするため。復讐だ。穴に男を放り込み怒りをぶちまけ、土をかけ始める。だが男は、自分はエグバルではないと叫ぶ。彼の身分証を確かめると「ラシド・シャーサヴァリ」と書かれている。本当にエグバルではないのか？ワヒドは不安になり、ひとまず男をバンの荷台の木箱に入れて街に戻る。書店を営む友人に相談すると、シヴァという女性に会うよう助言を得る。<br />
<br />
シヴァ（マルヤム・アフシャリ）を訪ねると、カメラマンの彼女は若い夫婦の結婚式用の写真撮影中。花婿アリ（マジッド・パナヒ）と花嫁ゴリ（ハディス・バクバテン）。シヴァとゴリは元囚人仲間。ワヒドと同じ体験をしていたのだ。</p>









































<!-- テキスト -->

<h3 >不屈の映画作家ジャファル・パナヒ </h3>









































<!-- テキスト -->

<p>監督はイランの巨匠ジャファル・パナヒ。イラン政府によって弾圧され続けてきた著名な映画人である。2023年に海外渡航の禁止が解かれた後に完成された本作は、2025年のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞。イラン代表として選出されるわけはなく、共同製作を担ったフランスの作品として、2026年3月第98回米アカデミー賞国際長編映画部門ノミネート。全米映画批評家協会賞の脚本賞受賞他、合計41の受賞と131の賞にノミネートされているという。不屈の映画作家への深い敬意の証である。もちろん作品の出来映えあってのもの。フィクションだが実在の囚人たちが体験した事実に基づく。パナヒ監督自身も二度の収監生活を経験している。非常にシリアスな設定だが決して重苦しいだけでない。時折コメディのような展開も見せる。先が予測できず緊張感が最後まで途切れない。</p>









































<!-- テキスト -->

<h3 >突き付けられた重い問い</h3>









































<!-- テキスト -->

<p>ワヒドとシヴァ、若夫婦、そこにシヴァの元恋人・ハミドが加わり5人と木箱の中の男を乗せた小さなバンの珍道中。怪しむ警官に賄賂を要求されたり、ガス欠になったり。もう一度砂漠に向かうも、皆の考えがまとまらず男を生き埋めにできない。目隠しをされて拷問を受けた彼らには確信が持てないからだ。途方に暮れる5人の姿が観客に問いかける。復讐すべきか、止まるべきか。一体どうすればいい？<br />
<br />
夜になった。男の携帯電話が鳴る。女の子の声。ママが倒れた、パパ帰ってきて、と。破水した男の妻を病院に運ぶワヒド。男の子が無事に生まれた。<br />
<br />
再びバンを走らせるワヒド。他の3人が帰りシヴァが同乗。人気のない暗い林の中で木箱から男を引きづり下ろし木に括りつける。そして二人は男の告白に聞き入る。しかし息の根を止めることはできない。<br />
<br />
イランのハメネイ政権の弾圧がこの傑作を作り上げたとも言える。それはパナヒ監督が生き延びることができたからこそだ。困難な時代は名画を生む。しかし名画はならず者の免罪符にはならない。それを観る私たちは・・・・。映画は深く重い問いを突き付けて止まない。</p>








































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<!-- テーブル -->
<div class="column-table-">
	<div class="entry-container">
	<table class="table-">
	<tr>
		<td>評者：瀧本智恵（シネマエンジェル代表）
<div>映画好きな中小企業のおじさんたちが設立した小さな映画会社を譲り受け、個人商店主として独立。奮闘中。デイプロモーター。
</div><div>映画上映会をしませんかを合言葉に「ホーム・スイートホーム」シリーズ、「休暇」BOK袴田事件～命とは」等々フィクションからドキュメンタリーまで、秀作・佳作を非劇場配給。応援よろしくお願いいたします。
</div><div>スモールサン会員、東京中小企業家同友会会員。</div></td>
	</tr>
</table>

	</div>
</div>



































				
				
			]]></description>
			<category>瀧本智恵のシネマノート</category>
			<guid isPermaLink="true">https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6449.html</guid>
			<pubDate>Wed, 20 May 2026 12:00:50 +0900</pubDate>
		</item>
		<item>
			<dc:creator>山口恵里</dc:creator>
			<title>瀧本智恵のシネマ・ノート　2026年4月号</title>
			<link>https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6409.html</link>
			<description><![CDATA[
				
				



<!-- テキスト -->

<h2 >『<a href="https://cominghome-movie.com/index.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">カミング・ホーム</a>（原題：Jules）』</h2>









































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<p><h1>優しさに包まれる大人版「E.T.」</h1></p>









































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<p>あの名優ベン・キングスレーが宇宙人と交流するとは。「ガンジー」役でアカデミー賞主演男優賞、「シンドラーのリスト」ではシンドラーの財務の片腕として働くユダヤ人、「砂と霧の家」ではイランから亡命した威厳ある元軍人など、シリアスなドラマでの重厚な存在感が印象的だが本作ではガラリと変わる。役柄は“普通の人”だ。</p>









































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<h3 >ジュールズを守ろう</h3>








































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<!-- 画像 -->
<div class="column-image-right js_notStyle acms-col-sm-6">
		<img class="columnImage" src="https://www.smallsun.jp/archives/002/202604/20b2165629f629121d3503fd408f4d45f0b29b6e4afa8d0fc07fc8208272709d.png" alt="" width="340" height="227">
</div>


































<!-- テキスト -->

<p>娘からは認知症の疑いを心配される独居老人のミルトン（ベン・キングスレー）、78歳。小さな田舎町に暮らし、社会との接点と言えば町の公聴会に参加すること。<br />
<br />
ある晩、ミルトンの家の裏庭にUFOが不時着し、その傍らには機内から投げ出された宇宙人（ジェイド・クォン）が横たわっていた。薄灰色の小柄な体で服は着ておらず弱っているようだ。気の毒に思ったミルトンは毛布と水をそっと差し出す。翌朝、毛布にくるまり玄関脇に座る宇宙人を家の中に招き入れる。宇宙人は喋らないがミルトンが用意したリンゴを食べた。<br />
<br />
公聴会でUFOのことを話すがもちろん誰も本気にしない。隣人のサンディー（ハリエット・サンソム・ハリス）はミルトンを心配し家を訪ね、ソファーに座る宇宙人の姿に驚愕。信じるより他はない。ジュールズと呼ぶことにし、このことは秘密にしなければならないと提案。テレビでは人工衛星が墜落したとのニュースが流れ始め、情報提供者には賞金が出ると報じられる。二人の行動を不審に思ったもう一人の隣人ジョイス（ジェーン・カーティン）が加わり、3人は秘密を共有することになる。</p>









































<!-- テキスト -->

<h3 >生身の肉体が生み出す真実味 </h3>









































<!-- テキスト -->

<p>監督はマーク・タートルトゥーブ、脚本ギャビン・ステクラー。宇宙人ジュールズの見事な造形に目を見張る。演じるジェイド・クォンは数々のテレビ・映画等で活躍する世界的に有名なスタントウーマン、ダンサー、俳優。4時間をかけて全身に人工皮膚パーツを装着し塗装。CGではない。ジュールズの姿を目にする度に落ち着かないような何とも言えないゾワゾワした気持ちになるのは、その生々しさがスクリーンのこちら側にも確かに伝わるからだ。生身の肉体がいかに大切か。奇想天外な物語に真実味を与える重要な要素であり、映画という「ものづくり」に関わるプロフェッショナルたちの凄さを改めて感じる。</p>









































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<h3 >人生の先輩たちの包容力</h3>









































<!-- テキスト -->

<p>認知症への恐怖、家族との疎遠、おひとり様の生き方。過去の後悔もあれば迫りくる老いへの漠然とした不安。人生の最終章を歩み始めた3人の姿に、ある程度の歳を重ねれば誰しも大いに共感するだろう。切実には違いないが、この映画は深刻ぶらずいたって軽妙。何しろ大の大人が宇宙人を真剣に助けようとするのだから。子供騙しの映画と思うなかれ。多少のことには動じない人生の先輩たちが見せる包容力と優しさにグッとくる大人版「E.T.」である。</p>








































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<!-- テーブル -->
<div class="column-table-">
	<div class="entry-container">
	<table class="table-">
	<tr>
		<td>評者：瀧本智恵（シネマエンジェル代表）
<div>映画好きな中小企業のおじさんたちが設立した小さな映画会社を譲り受け、個人商店主として独立。奮闘中。デイプロモーター。
</div><div>映画上映会をしませんかを合言葉に「ホーム・スイートホーム」シリーズ、「休暇」BOK袴田事件～命とは」等々フィクションからドキュメンタリーまで、秀作・佳作を非劇場配給。応援よろしくお願いいたします。
</div><div>スモールサン会員、東京中小企業家同友会会員。</div></td>
	</tr>
</table>

	</div>
</div>



































				
				
			]]></description>
			<category>瀧本智恵のシネマノート</category>
			<guid isPermaLink="true">https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6409.html</guid>
			<pubDate>Mon, 20 Apr 2026 12:00:54 +0900</pubDate>
		</item>
		<item>
			<dc:creator>山口恵里</dc:creator>
			<title>瀧本智恵のシネマ・ノート　2026年3月号</title>
			<link>https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6376.html</link>
			<description><![CDATA[
				
				



<!-- テキスト -->

<h2 >『<a href="https://www.kobikicho-movie.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">木挽町のあだ討ち</a>』</h2>









































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<p><h1>　優しい人たちの粋な人助け</h1></p>









































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<h3 >仇討ちの真相とは</h3>








































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<!-- 画像 -->
<div class="column-image-right js_notStyle acms-col-sm-6">
		<img class="columnImage" src="https://www.smallsun.jp/archives/002/202603/08a56edf7444c319ad625c276562a96b44b82deef39e0c9e2cca7ce4e79d14bc.jpg" alt="" width="340" height="256">
</div>


































<!-- テキスト -->

<p>文化7年（1810）。町人中心の文化が花開いた時代。江戸・木挽町の芝居小屋「森田座」の裏の空き地で起こった仇討ち。「仮名手本忠臣蔵」千穐楽帰りの人々が、白装束の美青年・伊能菊之助（長尾謙杜）がヤクザ者（北村一輝）の首を討ち取るところを見届けた。その一年半後、美濃遠山藩から田舎侍風の一人の藩士・加瀬総一郎（柄本佑）が、仇討ちの顛末を知りたいと言って森田座を訪れる。菊之助の縁者と名乗る彼は、虫も殺せないような気弱な男が一体どうやって仇討ちを成功させたのか疑問だと話す。<br />
<br />
客の呼び込み担当の木戸芸者・一八に始まり、菊之助に剣術を指南した立師の相良与三郎、仇討ちの時の衣装を貸した元女形で衣装方の芳澤ほたる、菊之助を下宿させていた小道具方の久蔵夫婦。菊之助が、森田座で働くこの個性豊かな面々に助けられていたことがわかってくる。<br />
<br />
だが、討ち取られた首を埋めた場所を聞いても誰も答えられない。森田座を束ねるのは立作者の篠田金次（渡辺謙）。彼らは仇討ちの何を知っているのか。首の在り処は？</p>









































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<h3 >コミカルな群像時代劇 </h3>









































<!-- テキスト -->

<p>違和感のある仇討ちシーンだ。劇画タッチというか妙にわざとらしい。お世辞にも上手いとは言えない、まるでチャンバラごっこのような斬り合いは重厚な時代劇を想像しているとちょっと肩透かしを食らう。見事に騙されたというわけだ。<br />
<br />
原作は直木賞＆山本周五郎賞を同時受賞した永井紗耶子の同名小説、監督・脚本は源孝志。歌舞伎で始まるのは「国宝」を、江戸の町人文化と言えば昨年の大河ドラマ「べらぼう」、コミカルな時代劇は「侍タイムスリッパ―」を、劇中劇の種明かしの展開は「カメラを止めるな！」を思い出させる。俳優陣が豪華。森田座の面々には瀬戸康史、滝藤賢一、高橋和也、正名僕蔵。菊之助の父母には山口馬木也と沢口靖子、悪役は石橋蓮司。<br />
<br />
上役の悪事に気づくもそれを暴くには命を懸けねばならない。夫を失ったあげく今度はまた息子が誰かの命を奪わなければならない。菊之助の母から相談を受けた金次もまた、そんな武家社会のバカらしさに嫌気がさして刀を捨てたのか。吉原生まれの一八、剣術道場の師範代だったが出世を絶たれた与三郎、幼子を亡くした久蔵夫婦、火葬場で働く養父に拾われたほたる。酸いも甘いも嚙み分けてきた森田座の彼らは、優しい。一致団結して、どこから来たかも分からない青年を守り抜くと決めたのだ。普段は裏方を務める彼らが打つ粋な大芝居をとくとご覧あれ。</p>








































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<!-- テーブル -->
<div class="column-table-">
	<div class="entry-container">
	<table class="table-">
	<tr>
		<td>評者：瀧本智恵（シネマエンジェル代表）
<div>映画好きな中小企業のおじさんたちが設立した小さな映画会社を譲り受け、個人商店主として独立。奮闘中。デイプロモーター。
</div><div>映画上映会をしませんかを合言葉に「ホーム・スイートホーム」シリーズ、「休暇」BOK袴田事件～命とは」等々フィクションからドキュメンタリーまで、秀作・佳作を非劇場配給。応援よろしくお願いいたします。
</div><div>スモールサン会員、東京中小企業家同友会会員。</div></td>
	</tr>
</table>

	</div>
</div>



































				
				
			]]></description>
			<category>瀧本智恵のシネマノート</category>
			<guid isPermaLink="true">https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6376.html</guid>
			<pubDate>Mon, 23 Mar 2026 12:00:51 +0900</pubDate>
		</item>
		<item>
			<dc:creator>山口恵里</dc:creator>
			<title>瀧本智恵のシネマ・ノート　2026年2月号</title>
			<link>https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6341.html</link>
			<description><![CDATA[
				
				



<!-- テキスト -->

<h2 >『<a href="https://hodonaku-movie.toho.co.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ほどなく、お別れです</a>』</h2>









































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<p><h1>遺族に寄り添う人々の仕事とは</h1></p>









































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<h3 >逝く人と遺された人の狭間で</h3>








































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<!-- 画像 -->
<div class="column-image-right js_notStyle acms-col-sm-6">
	<a href="https://www.smallsun.jp/archives/002/202602/large-b001e31f768c02a25c99fd4d4e9c3e45f51593d663b52a990d069a9370e574e9.jpg" data-rel="SmartPhoto[6341]" data-caption="">
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	</a>
</div>


































<!-- テキスト -->

<p>大学生の美空（浜辺美波）は両親と祖母の4人暮らし。自分が生まれる時に姉の美鳥(みどり)を亡くしている。就活が上手くいかずインターンとして葬儀会社で働くことになる。美空の不思議な能力を買われて葬儀プランナ―である漆原（目黒蓮）にスカウトされたからだ。それは“死者の声を聴く”こと。その能力は姉がいつもそばにいていてくれるからだと感じている。<br />
<br />
夫を残して死んでしまった若い妊婦、闘病の末に亡くなった少女、二人の兄妹を残し交通事故で逝ったシングルマザー。その声を伝え遺族の悲しみを癒す美空だが、ご遺族の気持ちを一番大切にしなければならないと考える漆原の指導に悩む時もある。<br />
ある日、祖母・花子（夏木マリ）が入院。花子が美鳥の死にずっと責任を感じていたことに美空は気づく。<br />
<br />
そして花子の葬儀の日。漆原はある提案をする。それは美鳥が亡くなった川辺でお見送りをするというものだった。</p>









































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<h3 >誰にも必ず訪れる死 &nbsp; &nbsp; </h3>









































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<p>原作は長月天音の同名小説。脚本は本田隆朗（脚本監修に岡田惠和）、青春・恋愛映画を多く手掛ける三木孝浩監督。本作も若手人気俳優の浜辺美波と目黒蓮のW主演。夏木マリ、永作博美、鈴木浩介、光石研らベテラン勢がその脇をしっかりと固める。実際の葬儀プランナーで納棺師が葬儀監修を務めている。<br />
<br />
家族との別れは突然のこともあれば心の準備がある程度はできている場合も様々。いずれにせよいざその時に葬儀屋さんがどういう気持ちで仕事をしているのかを窺う余裕はないから、それを垣間見られたのは興味深かった。<br />
<br />
死後の世界はあるのかないのか。この映画にリアリティを感じるかファンタジーと捉えるか。人によって受け止め方は異なるだろう。さてみなさんはどうですか？いずれにせよ、今は亡き家族のことやいずれ誰にも訪れる死について、ふと思いを巡らす鑑賞後。死とはとても個人的なものだと感じたのであった。</p>








































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<!-- テーブル -->
<div class="column-table-">
	<div class="entry-container">
	<table class="table-">
	<tr>
		<td>評者：瀧本智恵（シネマエンジェル代表）
<div>映画好きな中小企業のおじさんたちが設立した小さな映画会社を譲り受け、個人商店主として独立。奮闘中。デイプロモーター。
</div><div>映画上映会をしませんかを合言葉に「ホーム・スイートホーム」シリーズ、「休暇」BOK袴田事件～命とは」等々フィクションからドキュメンタリーまで、秀作・佳作を非劇場配給。応援よろしくお願いいたします。
</div><div>スモールサン会員、東京中小企業家同友会会員。</div></td>
	</tr>
</table>

	</div>
</div>



































				
				
			]]></description>
			<category>瀧本智恵のシネマノート</category>
			<guid isPermaLink="true">https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6341.html</guid>
			<pubDate>Fri, 20 Feb 2026 12:00:54 +0900</pubDate>
		</item>
		<item>
			<dc:creator>山口恵里</dc:creator>
			<title>瀧本智恵のシネマ・ノート　2026年1月号</title>
			<link>https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6300.html</link>
			<description><![CDATA[
				
				



<!-- テキスト -->

<h2 >『<a href="https://somethingextra-movie.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">サムシング・エクストラ！ やさしい泥棒のゆかいな逃避行</a>』（英題：A Little Something Extra）</h2>









































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<p><h1>　お互い様の精神で</h1></p>









































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<h3 >泥棒が改心するまで</h3>








































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<div class="column-image-right js_notStyle acms-col-sm-6">
	<a href="https://www.smallsun.jp/archives/002/202601/large-17eb1fdd2d01bda166ac4bf3ca6dd5d07adb89de8267063914d435e485d7d4e0.jpg" data-rel="SmartPhoto[6300]" data-caption="">
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	</a>
</div>


































<!-- テキスト -->

<p>宝石店に泥棒に入ったパウロ（アルテュス）と父親（クロヴィス・コルニアック）。警察の追手を逃れて飛び乗ったのは障害者施設のサマーキャンプ行きバス。二人はとっさに参加者とその介助人になりすまし、そのまま風光明媚な丘陵地のコテージへ。支援員のアリス（アリス・ベライデイ）をリーダーに総勢15名の賑やかなキャンプが始まる。<br />
<br />
素性がバレないよう積極的に彼らと馴染んでいくパウロ。一方の父親はウンザリだしそれどころではない。隠れて泥棒仲間と連絡を取りあうがみんなから何かと頼りにされる。レクリエーションではサッカーを指導したりするうちに、すっかりキャンプの一員に。<br />
<br />
だが二人は泥棒。屈託のない明るい日々はそういつまでも続かない。町に降り貸しボートを楽しんでいた時、警察がやってくる。パウロは素直に捕まり、父親は逃げた。<br />
<br />
そしてある日、父親が裁きを受けている裁判所。騒々しく乗り込んできたのは一致団結した彼ら。</p>









































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<h3 >美しい風景と生き生きした俳優たち </h3>









































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<p>2024年のフランスでNo.1のヒットとなった作品。監督・原案・脚本・主演はアルテュス。ダウン症の「シルヴァン」というキャラクターを演じ舞台やSNSで人気があるフランスのコメディアン・俳優。障害者に対する偏見やタブーを無くすために演じており、その姿勢はフランスの障害者スポーツ連盟にも歓迎され、パリ2024パラリンピックでは演出も務めたそうだ。<br />
<br />
オーディションで選ばれた11人は実際に障害を抱えるアマチュア俳優たち。歌手ダリダの大ファンでタトゥーを入れていたり、サッカーが大好きだったり、オシャレ好き、仮装好きなど彼らの個性をそのまま生かした脚本の下に、名前も実名で演じている。俳優陣の生き生きした表情とともに美しい田園風景や川辺などロケーションにも目を魅かれる。ベテランの撮影監督ジャン＝マリー・ドルージュの手による。</p>









































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<h3 >ちょっとした特別なもの</h3>









































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<p>障害のある人たちが持つファンタジーや独特の視点に子供の頃から惹かれてきたと話すアルテュス監督。好奇心旺盛な性格で心の中に垣根が無い人なのだろう。そして、楽しいことが好き、人を笑わせることが好き。とにかく愉快で元気が出てくる本作。大人気コメディアンの手に掛かればこうなるのかと唸らされる。<br />
<br />
障害とは、障害者とは何だろう。それは「A Little Something Extra=ちょっとした特別なもの」だと、映画は言うのだ。差異であって劣性ではない。アリスが恋人からのアメリカ行きの誘いを断るエピソードが印象的。悲しんでいる人がいればそっと寄り添い、障壁によって不便を被る人がいればバリアフリーにする、もし困っていたら手を貸す。お互い様の精神で。そのことを一篇の見事なファンタジーに仕立て上げた手腕がこの映画をヒットさせたのだろう。</p>








































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<!-- テーブル -->
<div class="column-table-">
	<div class="entry-container">
	<table class="table-">
	<tr>
		<td>評者：瀧本智恵（シネマエンジェル代表）
<div>映画好きな中小企業のおじさんたちが設立した小さな映画会社を譲り受け、個人商店主として独立。奮闘中。デイプロモーター。
</div><div>映画上映会をしませんかを合言葉に「ホーム・スイートホーム」シリーズ、「休暇」BOK袴田事件～命とは」等々フィクションからドキュメンタリーまで、秀作・佳作を非劇場配給。応援よろしくお願いいたします。
</div><div>スモールサン会員、東京中小企業家同友会会員。</div></td>
	</tr>
</table>

	</div>
</div>



































				
				
			]]></description>
			<category>瀧本智恵のシネマノート</category>
			<guid isPermaLink="true">https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6300.html</guid>
			<pubDate>Tue, 20 Jan 2026 12:00:54 +0900</pubDate>
		</item>
		<item>
			<dc:creator>山口恵里</dc:creator>
			<title>瀧本智恵のシネマ・ノート　2025年12月号</title>
			<link>https://www.smallsun.jp/smallsun_news/extra/series_takimoto/entry-6268.html</link>
			<description><![CDATA[
				
				



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<h2 >『<a href="https://movies.shochiku.co.jp/tokyotaxi-movie/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Tokyoタクシー</a>』</h2>









































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<p><h1>戦中戦後を生き抜いた大人たちへのラブレター</h1></p>









































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<h3 >彼女の終活</h3>








































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<div class="column-image-right js_notStyle acms-col-sm-6">
	<a href="https://www.smallsun.jp/archives/002/202512/large-aaa40cbffd71a18627422d248342e996e880d2499333f39264ab3f92535efc3c.jpg" data-rel="SmartPhoto[6268]" data-caption="">
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	</a>
</div>


































<!-- テキスト -->

<p>個人タクシーの運転手、宇佐美浩二（木村拓哉）。同僚のピンチヒッターで客を迎えに行く。そこは柴又帝釈天前。客は自宅を引き払い葉山の老人ホームに入居すると言う高野すみれ（倍賞千恵子）。東京の街を見納めておきたいというすみれの希望で、あちこち寄り道をすることに。すみれは思い出を語り始める。<br />
<br />
子供の頃、東京大空襲と遭遇した言問橋。向島の商店街にあった母の喫茶店での若かりし頃の切ない恋の話。在日朝鮮人のキム君との交情は彼が祖国再建のため北朝鮮に旅立つことで終わる。一人息子を残して。その子を連れて結婚した相手はDV男。夫を相手に傷害事件を起こした裁判で有罪、服役。淡々と語られる波乱万丈の人生に触れるうち、浩二はすみれに促され少しずつ自分のことを語り出す。同級生の妻との生活、娘の音大入学のためのお金の工面。<br />
<br />
横浜を通る頃には冬の短い日もすっかり暮れる。老人ホームから約束の時間を過ぎているとの電話。もう遅れたついでだ。浩二はすみれを夕食に誘う。<br />
<br />
そして老人ホームに到着。淋しそうなすみれに向かい、浩二はまた会いに来るからと声を掛ける。</p>









































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<h3 >美しい倍賞千恵子 &nbsp; &nbsp; </h3>









































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<p>原作はフランス映画「パリタクシー」。山田洋次監督91作目の新作。脚本は山田洋次と朝原雄三。<br />
<br />
柴又とサヨナラすることから始まる、すみれの人生を振り返る一日の物語。あの「さくら」ではない「すみれ」の倍賞千恵子は華やかな衣装に身を包み、綺麗にセットされた髪と指先には上品なネイル。顔の皺さえも美しく、さすがというかやはり女優さんなんだなとウットリ。対する木村拓哉。これまであまり見たことのないような、カッコよさを打ち消して親しみを感じさせるタクシー運転手を好演。浩二の妻には優香、若い日のすみれ夫妻は蒼井優と大迫孝也。旧知の司法書士にはお馴染みの笹野高史、レストランの客に小林稔侍と、豪華な顔ぶれ、山田一家が出揃う。<br />
<br />
走行するタクシーの車窓の風景はVP（バーチャルプロダクション）という手法による。予め撮影した風景を映す壁状のLEDパネルで車を囲み、その中で俳優が演技をするというもの。ロケでの実際の風景と合わさり臨場感を損なわない。</p>









































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<h3 >山田監督、ここにあり。</h3>









































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<p>大まかなストーリー展開も時代も原作映画とほぼ同じであるが、テーマは異なる。原作では主人公のマダムが実は著名な女性活動家だったとの設定を最後にサラリと付け加えた時（見逃すかもしれないようなワンカットで語る上手さ！）、彼女の個人的な不運は当時のフランス社会の男尊女卑をくっきりと浮かび上がらせた。その意味では社会派の女性映画の一面もあったと言える。本作はそこだけに焦点を絞ることはせず、平和への思いや在日朝鮮人の帰国事業などを絡めた昭和の戦中戦後史。本作はこれを描きたかったとだと感じた。壮絶な人生、でも悪いことばかりでもなかったのよと、かつての自分と手をつなぐすみれ。その姿は、自分の母や祖母そして身の回りにいる人生の先輩たちに重なり、ありがたいような愛おしいような気持が湧いてくる。山田映画らしい優しさとユーモアが健在の、大人たちへの贈り物。</p>








































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<!-- テーブル -->
<div class="column-table-">
	<div class="entry-container">
	<table class="table-">
	<tr>
		<td>評者：瀧本智恵（シネマエンジェル代表）
<div>映画好きな中小企業のおじさんたちが設立した小さな映画会社を譲り受け、個人商店主として独立。奮闘中。デイプロモーター。
</div><div>映画上映会をしませんかを合言葉に「ホーム・スイートホーム」シリーズ、「休暇」BOK袴田事件～命とは」等々フィクションからドキュメンタリーまで、秀作・佳作を非劇場配給。応援よろしくお願いいたします。
</div><div>スモールサン会員、東京中小企業家同友会会員。</div></td>
	</tr>
</table>

	</div>
</div>



































				
				
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			<category>瀧本智恵のシネマノート</category>
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			<pubDate>Mon, 22 Dec 2025 12:00:50 +0900</pubDate>
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