許教授の中小企業コラム 2025年11月号
「中小企業と学生の交流から得られること -地域イベントのSNS広報を通じて-」 跡見学園女子大学マネジメント学部教授 許伸江氏(中小企業論入門担当) 1.就職活動における限定合理性 大学3年生は、就職活動に取り組み始める時期となりました。学生達は、自分がどのよう業種、企業で働けばよいのか、また希望の企業に就職できるのだろうかと悩み、不安そうな様子です。企業の側も、人材不足や人材定着の課題を抱える中、採用がうまく進むかと不安を抱えていらっしゃるケースも多いと思います。 昨今の大学生の就職活動は、まずは大手就活サイトに登録、そこから業種や勤務地などの条件を選択して、選考に進みたい企業を絞っていき、その企...


