スモールサンゼミ京都

職人と伝統の魅力に惹かれ、19歳の頃から全国を回り始め、大学時代に日本の伝統文化・産業の情報発信の仕事を始める。
2017年 第2回 APEC「APEC BEST AWARD」にて、APEC best award大賞、Best social impact賞をダブル受賞した世界も注目する若手女性経営者が考える経営スタイルを学ぶ。

講師:株式会社和える 代表取締役 矢島 里佳 氏
実施日時:2019年6月18日(火)18時30分~20時30分
担当プロデューサー:人財育成プロデューサー竹内健二

6月ゼミ報告

報告者 奥田英詔氏

ゼミでの一言
①ジャーナリストとして、何を伝えたいかを考えたが、なかった好きな遊びは、田舎おままごと。 田舎に憧れた。
お茶室は、日本文化の総合芸術だと思った。

②硬いホームページは不利。記者も一般の人。時代性も読む今だったら女性を出した方がいい。

③経営者にとって一番大事なのは、心と体が健康。ネガティブなものを発散しない。


・元々ジャーナリストを目指していたが、大学四年生で“あえる”を起業。

・人格とは、人以外だと、法人格だけ 会社マーク『あえる君』(二つの円:赤い丸日の丸+七宝模様(一人一人))

・平成元年前後の世代はモーレツに働く世代ではない。生きることを楽しみたい。働くことだけが全てではない。ワークライフバランス:社会に出るのが不安な人が多いので、今の世代は、心と体が乖離した人が多い。 7 〜80歳まで働くと考えているので、せめて自分が幸せに働ける職場で働きたい。

・日本の伝統産業を若い人に伝えたい:昭和の近代産業化、バブル崩壊、核家族化。この結果、工芸品は、高価な商品といった意味になっていっ た。

・「赤ちゃんに伝統産業を伝える」今後の世代は、ロボットが同僚。人間らしい人間を生み出す教育。子供に教育するのは、伝統産業の豊かさを伝えていく。
こぼしにくい容器を作るプロジェクト。現在8 都道府県にて実施

・文化と経済が両輪で成り立つ・・・あえるでは、文化が先と考えている。コップだけでも、緑茶、ワイン、紅茶、コーヒー・・・飲料の文化のもとに成り立っている。
必要だけなら コップは 1 個でいいが、文化があるので、複数種類発生している。
現在文化が失われてきている。文化が経済を生み、経済が文化をうむので、文化が失われると、経済も失われるのではないか?

・「物を贈る」→「想いを贈る」(21 世紀)
京都の梅小路駅JR のホテルにあえるルームを作るプロジェクト中。丹後ちりめんの
部屋や、北山杉の部屋を企画。京都の抱える問題を形にしている。

・メディア活用方法:経営者が本気で社会に役に立つ と思っていること が伝わる。それと意外性 。 『 赤ちゃん 』『 未来 』『 職人 』 この組み合わせが意外であり興味をひいた。

・テレビ出演に向けて:新聞は地方紙がハードル低いのでそこからはじめた。
次にラジオ。そ して 雑誌。 最後に テレビ。テレビ局は下請けの制作会社からプレゼンもらって決定している。

・会社が どのようにどう社会に役立つかが伝わっていくこと。みんなの役に立つことがはっきりしていたら、メディアはとりあげなくてはいけない。

ゼミアンケート内容より

・20〜30代の若い世代の特性を正しく理解する。営業ツールを増やし、他社と争わない方法で育てる必要がある
・会う人を変えることにより、学ぶ切り口を変えること。
・流動的に生きる。時代の流れを読む(コンセプト)、他力本願

ゼミ予告

その1 『2019年スモールサン全国研修会』
◆日時◆:9月13日(金)13:00~19:00
12:30~ 開場
13:00~15:00 第一部【第2回スモールサンアワード】
15:15~17:15 第二部【特別講演&セッション「楽しくなければ、仕事じゃない!」】
17:30~19:00 交流会
◆会場◆:品川プリンスホテル メインタワー「ゴールド9」
◆費用◆:
≪スモールサン会員及び会員の紹介≫
一部二部のみ 10,000円
懇親会まで 22,000円

その2『スモールサンゼミ京都 秋のゴルフコンペ』予告
2019年10月19日(土)開催!
場所:未定


ページの先頭へ