スモールサンゼミ京都

(ゼミ大阪との合同開催)

●講師・山口義行より●
2017年末をピークに景気は徐々にスローダウンしてきましたが、米中摩擦の影響もあって、いよいよ景気局面が大きく転換する可能性が出てきました。
今こそ、中小企業経営者は「読む力」「問う力」「つなぐ力」を発揮して、より強靭な会社づくりを実践していく必要があります。
講演では、経済動向の見通しとともに、そうした企業づくりのための指針を示します。

講師:スモールサンエグゼクティブプロデューサー/立教大学名誉教授 山口義行
実施日時:2019年11月26日(火)18時30分~20時30分
担当プロデューサー:人財育成プロデューサー竹内健二

11月ゼミ報告

報告者 株式会社奥田 奥田英詔氏

ゼミでの一言
①増税後、東京でも23:00位で人がいないという現象もおきていた。びっくりした

②分けるという言葉は・・・分かるという意味。市場を細かく分けて見ると・・・(市場の細分化)介護用シューズはこれから伸びていく市場。人手不足も、分けて見ると違う姿もみえる。

③限界を感じる時・・・それは限界をすでに超えているからわかる。限界を超えないと限界が分からない。


・11 月は、いよいよはじまった大阪との共同ゼミ。その第一回として、山口先生の講義となりました
・消費税は2%アップで、実際の納税額は25 %アップすることに注意。消費税は赤字でも払う必要があるため、消費税を価格に転嫁することは非常に重要。
・景気情勢:街角景気ウオッチャー。景気が相当落ちた。台風の影響も相当あり、増税の影響はまだ見極められていない。製造業が厳しくなってきている。製造業DI 値 38.6 まで落ち込んでいる。東日本大震災以来の低さ。
・工作機械は1000 億円をきりはじめると危ない 。現在 外需が 34 。 1 %減に対して内需は 42 %減 と大きく減少している。
・中国経済の減少がとまらないが、アメリカ向けも 10 %以上減ってきている。特に自動車関連の輸出はかなり影響が出ている。
・5G とは?:『超大容量高速通信』 、 『超多数端末接続』 、 『超低遅延通信』・・・順番待ち 自動運転だとブレーキが間に合わない。遠隔手術で状況が正確に把握できる。遠隔セッション 。離れた場所の人同士で音楽演奏ができる。工場内を無線化する。ワイファイだと遅れてしまう。ノルウェー 鮭の養殖場。鮭を顔認証で判別し
て、餌の管理や病気の管理をおこなう。鮭でもできるので、人間に使えば全て管理できる。
・基地局 日本57万局 5G だと 10 倍必要。中国は 2019 年度で15万局 日本は 22年で1万 622 局。日本は大きく遅れていく可能性が高い。一帯一路政策で、光ファイバーをセットで工事している。世界人口の 2/3 がこれに絡んでいる 。
・中小企業のキーワード『多様性』:靴屋さん
TOKUTAKE 介護施設で転ばない
シューズ。歩き方が違うから 躓く 。若者はかかとから歩くが、年寄りはつま先から歩く。つま先の上がったシューズを作って、新しい市場が生まれた。
・羽田商事
経験を積んだ大企業出身者を有効に用いた。大企業だと命令を淡々とこなすが、中小企業だと嫌だと反発してくる。中小企業で感じることは、専業の管理職が育てられない。中小企業の共通の壁。
・人事評価を考える。従来型の人事があっていない。明日のチーム という会社では、この人事評価を専門的に取り扱う。 コンピテンシー・・・行動特性 宿題を先にやる人もいれば、後でやる人もいる。行動の取り方が人によって違う。どういう行動をとる人が欲しいのか?欲しい行動。それを目標にして評価していく。普通の評価方 だと、 みんな 3 になる 。社長が講演 にきてくれるので、今後ゼミで活用してほしい。

ゼミ予告

その1『各ゼミ交流活動』
●秋田、京都、札幌合同合宿 2019年11 月12~14 日
●京都・大阪合同ゼミ 2019年11月26日(火)18時30分~20時30分
(開場18時00分~/懇親会20時40分~22時40分)
◆会場◆:ラグナヴェール大阪 <懇親会費>6,000円
●広島ゼミとの懇親会 2020年2 月26 日
◆場所:京都
◆内容:広島ゼミ企画ヒルトップ見学会後、懇親での交流

その2『スモールサンゼミ京都、大阪合同春のゴルフコンペ』
予告 2020 年4 月11 日(土)
場所:未定


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