スモールサンゼミ岐阜

企業経営や事業計画の根幹となるはずの『企業理念』について、その本来の意義や役割、企業での位置づけ、企業内での取り扱い状況を再確認し、そこから、『企業理念』の持つ「力」とそれの有効活用方法を考えます。

進行方法として、各ポイントを、
①自身の現状を考え、②参加者同士でシェアリングし、③今後の取り組みを検討する。
と言ったワークショップ形式も取り入れてすすめます。

すでに理念のある会社は自社の理念の見直しや理念を社内に浸透させるための、理念のない会社は理念構築の初動の取り組みのための、貴重な時間となるでしょう!

講師:株式会社ひらく チーフインストラクター 佐藤眞理子氏
実施日時:2020年1月23日(木)18時30分~
担当プロデューサー:山内税務会計事務所 山内 新人 氏

ゼミレポート

◆理念の位置づけ
会社内での理念理解度を知るために、4つのレベルのお話がありました。
「知っている・実践している・できている・続けている」
またワークを通じて、会社の考え方・資源がどのような位置づけにあるのかを話し合いました。
会社事で捉え方は様々で良いものですが、講義内での1つの捉え方、理念は幹。養分を運んだり、あり方を変更できる。

◆理念の機能
理念がもつ機能とは?3つのポイントからお話がありました。

1.ベクトル:方向性、どこへ、どのように。
会社が進む方向性、「業務中の目標・方針」

2.基準:ルールの大元。コト・モノ、わが社としては〜
会社の選択、判断等に対する支え。「社内ルール・お客様に対する行動基準」

3.よりどころ:原点 なぜ
社内の社員同士を結びつけるもの。
原点が変わる事は、根本から変化すること。


◆企業理念の定着と浸透の違い
「定着している」と「浸透している」とは違う。
あることを知っている、理念を社内で掲げるだけ、押し付けでは浸透しない。活用するには、定期的に点検が必要。

◆経営理念を解読してみよう

理念を噛み砕いて置き換えてみるワークを行いました。
難しい言葉では伝わりづらい。簡単で意味がある言葉だと広がりやすい。
など、ワークを通じて考える機会になりました。

理念とは、理想を念ずること。

懇親会


懇親会では、講師の佐藤先生にもご参加いただき交流を深めました。ゼミ以外でも理念についての話題が上がり、懇親を深めました。

まとめ

今回のゼミでは、理念にはどのような意味があり、活用していくためにはどうしたらいいのかをワーク形式で行ったことで、わかりやすく理解できました。
一つの樹と捉える考え方から、理念が会社にどのように影響を与えるのか?
浸透させるにはどうしたらいいのかが、イメージしやすかったです。



スモールサン ゼミGIFU
サポーター 関上 直人


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