スモールサンニュース事務局便り

平素より温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。

足元では、株高や為替や金利上昇が話題となっています。
中小企業の立場から見れば、株価動向は別として、為替の変動は円ベースの輸出価格や輸入物価に影響し、とりわけ円安になると輸入物価の上昇を通じて、国内の物価押し上げ要因となり、実質所得の目減りから個人消費の減速につながりかねない状況です。

また、長期金利の上昇は、今後の借入金利の上昇に波及する可能性が高く、資金調達環境にも注意が必要です。

物価が動く局面では、資産を持たない層が苦しくなるだけでなく、資産を保有している側も貨幣価値の目減りという形で影響を受け、価値を維持することが容易ではなくなります。

経営者の皆様は、今の環境をどのように受け止めていらっしゃるでしょうか。
デフレ時代の感覚や政策から、インフレ時代の捉え方・考え方に変わっていく必要があるように感じています。

スモールサンとしては、こうした変化の大きい時期こそ、皆様の判断や日々の経営に役立つ情報提供に努めてまいります。

引き続き、ご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。


2025年11月20日
スモールサン事務局
大澤徳


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