スモールサンゼミ名古屋

企業経営や事業計画の根幹となるはずの『企業理念』について、その本来の意義や役割、企業での位置づけ、企業内での取り扱い状況を再確認し、そこから、『企業理念』の持つ「力」とそれの有効活用方法を考えます。

進行方法として、各ポイントを、
①自身の現状を考え、
②参加者同士でシェアリングし、
③今後の取り組みを検討する
と言ったワークショップ形式も取り入れてすすめます。

すでに理念のある会社は、自社の理念の見直しや理念を社内に浸透させるための、理念のない会社は理念構築の初動の取り組みのための、貴重な時間となるでしょう!

講師:株式会社ひらくチーフインストラクター 佐藤 眞理子氏
開催日時:2019年12月16日(月)18時20分~
担当プロデューサー:税理士法人AtoY 代表社員/コークリエーション合同会社 CEO
イノベーションファシリテーター 山内 新人 氏

ゼミレポート


◆理念の位置づけ
会社事に考え方が様々。
ワークを通じて、会社の考え方・資源がどのような位置づけにあるのかを話し合いました。
1つの捉え方、理念は幹。養分を運んだり、あり方を変更できる。

◆理念の機能
理念にはどのような機能があるのか? をお話いただきました。

1.ベクトル:方向性、どこへ、どのように。
  会社が進む方向性、落とし込みをしていくと「業務目標」
2.基準:大事にしているコト・モノ、わが社としては〜
  会社の選択、判断等に対する支え。落とし込みしていくと「お客様に対する行動基準」
3.よりどころ:原点 なぜ
  社内の社員同士を結びつけるもの。
  原点が変わる事は、根本から変化すること。


◆企業理念の定着と浸透の違い
「定着している」と「浸透している」とは違う。
定着は知っている。浸透は理解、実践、継続していること。
また、理念を掲げるだけ押し付けでは浸透せず、活用するもので、定期的に点検が必要。

◆経営理念を解読してみよう
理念を噛み砕いて置き換えてみるワークを行いました。
言葉の伝え方、経営者自身の言葉は?
など、ワークを通じて考える機会になりました。

理念とは、理想を念ずること。

懇親会


懇親会では、講師の佐藤先生にもご参加いただき交流を深めました。ゼミ以外でも理念についての話題が上がり、懇親を深めました。

まとめ

今回のゼミでは、理念の大事さ、考え方のお話を伺い、ワークではそれぞれ会社によりそれぞれ捉え方に違いがある事を感じました。
違いについては、社長の考えや会社の歴史なども関係するもので、あってよいものだと思いました。
また理念の定着と浸透の違いの内容は、ただ知っているだけでは活用とはいえず、行動に落とし込めているなどの浸透させていくことが重要だと感じました。



スモールサン ゼミNAGOYA
サポーター 関上 直人


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