スモールサンゼミ京都

会社を経営するためになくてはならない儲けるための会計「管理会計」をわかりやすく学びます。経営者が経営判断をする時に把握すべき数字を明らかにすることを目的とする管理会計とは何なのかを理解して、成長企業への階段を登るヒントを学びます。

講師:アンビシャス株式会社 代表取締役・税理士 入口 純子氏
ファシリテーター:ゼミKYOTO・ゼミ長/株式会社奥田 奥田 英詔 氏
実施日時:2019年4月16日(火)18時30分~20時30分
担当プロデューサー:人財育成プロデューサー竹内健二

4月ゼミ報告

内容報告 報告者 奥田英詔氏

ゼミでの一言
①『経営者には、経営という独利した仕事が存在する』

②経営者の仕事とは
1.企業の方向付け
2.資源の最適配分
3.人を動かす

③生産性とは一定の資源からどれだけ多くの付加価値を生み出せるか
卸売業、小売業=売上総利益
製造業=売上総利益+労務費+減価償却費


4月ゼミは、スモールサンでは当初から取り組んでいるテーマ「管理会計」をテーマとしました。
講師は、 アンビシャス株式会社 入口純子先生。スモールサンに は今回初めての 講師 ということと、不肖私がワークの取り組みとファシリテーターという役で今回関わることとなり 、これまでのゼミのアプローチとは違うイメージでテーマに取り組むことができました。

・良い野球選手とは、バットとボールとグローブの使い方のうまい人といえる。今回 、経営を『お金』という観点でとらえた時、良い経営者= 『 お金 の 扱 い がうまい プレイヤー 』と表現した場合、このお金を扱う道具こそ、『管理会計』だと定義しました。

・経営者には、経営という独立した仕事があること。そのため、経営を技術だと表現する入口先生 。この技術の一つとして、管理会計は高収益企業を目指すのに重要な考え方となります。 ポイントとしては、下記3つの視点を学びました。また、ワークに取り組むことで、これらポイントについての理解を深める学びとなりました。

◇ポイント 1:経営には、目的、ビジョン=「理想企業」から逆算した戦略が必要となる。
高収益企業とは、この「理想企業」からの逆算 が明確な企業だといえる 。
☆ワーク 1 :セルフカウンセリング手法(理想企業の明確化)
・会社は何のために存在するのか?
・会社の事業は何か?
・お客様は誰なのか?
→狙い 「自社の理念、価値観の明確化」「提供商品の価値の明確化」「顧客の明確化」

◇ポイント2:経営の数値化 → 「経営計画書」
『 戦略は数値化しなくてはいけない 』
☆ワーク2: 高収益企業になる理想の姿 の明確化 ・・・これからの未来を描く
・ 5 年先 10 年先 の 自社の イメージ
・ 具体的な 目標 設定(= 具体的な高収益企業のイメージ)
・ そのために必要なこと の課題=今日からすることについて

◇ポイント3 :経営と会計を一つのイメージにする。会計の目的は、安定と成長のバランスを図る指標とする。 また近年話題の 『生産性』(=売上総利益)を指標として理解する。つまり、粗利を最大化することである。そのために今回は、 自社製品、事業の 売価を上げること を主眼として 、経営の一つとして 管理会計を 現実化させていく
☆ワーク3:マーケティング 方程式 売上を上げる 3 の方法
 売上=顧客数×リピート数×販売単価
自社の商品、事業について、販売単価を上げる方策について取り組む
スモサン的戦略『隣接異業種』「0円リピーター戦略」


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