スモールサンゼミ岐阜

安倍政権も7年目に入り、政府の発表した1月の月例報告経済報告によると、
景気の総括判断を「緩やかに回復していると」と据え置き、
2012年12月から始まった景気回復の機関について「戦後最長となった可能性がある」と指摘しています。

一方、中国経済の原則が重荷となりアップルの9期ぶりの減収に見られるように、
世界の景気判断を35か月ぶりに下方修正するなど、先行きリスクは増えています。

そんな経済の先行き不安の中、中小企業にとって金融機関との関係や、信用保証の問題、不動産市況の先行きなど、
どのように未来を描いていけば良いか、生き残って行けばよいか、
そんな質問に応答形式で多くの企業再生を手掛けられた、川野コンサルタントの川野雅之氏にお話を伺います。

講師:有限会社川野コンサルティング・代表取締役 川野 雅之 氏
実施日時:2019年3月28日(木)18時30分~
担当プロデューサー:山内税務会計事務所 山内 新人 氏

ゼミレポート

・成長する企業は応援される
今できる必要はないが、変化に対してチャレンジする企業は応援される。
変化に対応するには、ただ行動するのではなく、頭で考えて発想する必要がある。
断捨離ができるかどうか? 必要に応じて今までの経験を否定する事も大事。

身体を動かすのは、労働。
頭を使って考える、仕事。

・考える事とは?
外部環境の事をどれだけ考えているか?
変化に対して、自社はどのように動いていくのか?
決算書・資産表・事業計画書すらいらない。


・人口問題を考える
働く人がいない事に着目すると、年々出生数が減少している事がわかる。
東京に人が集中する問題・外国人労働者は増えているものの追いついていない。働き方改革により働く時間を少なくしなければならない。など、経費削減は難しいからこそ、現状を把握し、どうしたらいいのかを考える必要がある。

・若い世代が求人でこない条件
若い世代に、給与が年功序列である事を示すとまずこない。
スーツを来なければならない企業にもこない。
型にはめる企業は嫌われやすい。
英語が主流、スマホやキャッシュレスへの対応もできる必要がある。

・銀行の評価制度の変化
銀行の融資は、窓口対応からAI審査が導入され始めている。
スコアリングモデルから動態モニタリング。
今までは、スコアリングモデル。
決算書などの財務表・資産表で評価されていたが、
これからの評価制度は、動態モニタリング。
過去の事より、今のお金の動きや支払いのタイミングを見られる。

懇親会


懇親会では、講師の川野氏にもご参加いただき交流を深めました。
懇親会の様子は、短い時間ですがFacebook上では動画で様子を撮っておりますので、よろしければご覧ください。

今回のゼミでは、仕事の意味と変わりゆく環境に目を向けてどうしたらいいかを考える事はとても大事だと思いました。
身体を動かして何かするとやった気になりますが、考える事が抜けてしまうと、チャンスを逃したり問題点に気づけない。変化に対応していく必要性を感じました。
人口問題、銀行の変化、これから起きる事に対して目を向けていくようにします。



スモールサン ゼミGIFU
サポーター 関上 直人


ページの先頭へ